運営協議会が来年度の事業運営案を発表



売上見込みがびっくりするほど甘いのはいつものとおり。当初は「1日平均売上は増える」とか見込んでおいて、結果、1日平均売上が10%近くも減ってしまった今年度の反省はどこへやら。ただ、いろいろ見てくると、この甘さは「厳しく見込むと賞典費をがっつり削る必要が出てきて、開幕前に馬や人が逃げかねないから」なんじゃないかと思ったりも。もしかすると、後でコストカットすることはもう半分覚悟してるのかも。


その他の報じられている案の内容は、

    • ハンデ戦を実施(ハンデ付けは、馬の実績を元にするとも、騎手の実績を元にするとも)
    • 1000メートルの特別競走を新設
    • 薄暮開催を5月から8月までの四十日間程度(今年度は十三日間)に拡大
    • 出走手当を2000〜5000円削減、2〜5着の賞金も下げる
    • 2歳馬と3歳馬の1着賞金は5万〜10万円増額
    • 3〜4月の出走手当は1万円上乗せ
    • 開催場は、盛岡-水沢で約1カ月置きに年6回変更
    • クラスターCは盛岡で開催
    • 交流重賞JRA枠増
    • クラスターCを最大12頭立ての水沢から最大14頭立ての盛岡にうつし、出走可能なJRA馬を増やす
    • 売り上げが落ち込む11月に、全国交流競走やレディースジョッキーシリーズを実施できるよう調整

といったところ。目を引くのはやはり騎手対象のハンデ戦で、これはまあそんなに売上には繋がらないだろうけども、話題づくり+下位騎手の騎乗機会が増えそう、という点でおもしろそう。